2013年2月22日金曜日

フランくん通院編

前に紹介した我が家のフェレットですが、
ヘソだと思っていたものがフェレットのちんちんであり、♂だという事が判明!・・・たまげたなぁ
なので名前も女性名であるフランチェスカから男性名のフランチェスコに改名!呼ぶ時は今まで通りフランなので問題なし。
名前の元ネタ聞かれたら、フランチェスコ・バラッカから取ったと言っておこう。

さて、フランくんは拾われっ子の為、ジステンパーワクチンの予防接種を受けているか解らないのです。というわけで私は彼を病院に連れてく事に。
通院用にハーネスリードとキャリーバッグも用意。
病院だが、これが犬や猫であればその辺の動物病院で充分だろう。しかしコイツはフェレット。日本でもペットとして普及しまくったとはいえ、フェレットはあの病院に見てもらいたい。
日本一、いや東洋一の名獣医師・野村潤一郎先生の病院である。
色んな動物を診られる獣医としてテレビに出る事がよくあったからご存じの方も多いでしょう。あのヒゲのお医者さんだ。
私は中学生の頃、学校帰りに寄った古本屋で野村先生の「動物病院飼いたい新書」という本を偶然発見し、立ち読みしている内に本の内容に引き込まれ、気が付くと古本屋のババアに金を渡し、通学鞄にその本をしまっていた。以来、先生の本を当時まだ普及していなかったインターネットを駆使し、集めまくり、読みまくった。野村先生は動物マニア少年の私にとって永遠のヒーローとなる。中学の卒業文集にも尊敬する人:千石正一・野村潤一郎って書いてたと思う。

フェレットは3000年くらい前から家畜として飼われてきた生き物であるにも関わらず、日本でのペットとしての歴史は20年ほどです。そしてフェレットをペットとして日本で普及させるのに一役買ったのが野村獣医科である。当時は日本でフェレットを診察できる獣医師は野村先生だけであり、治療・手術も全て彼が確立してきたのだ。
故に私はフェレットは野村獣医科にこそ診てもらいたかったのです。
十年以上も憧れている人物の病院に入った私はカルテに名前を記入する間も、待合室で待ってる間も緊張しっぱなし。そんな主をよそにフランは
私の膝の上で寝ているのであった。それにしても野村獣医科の床はキレイだなー。看護師さんもこまめに掃除してたし。

フランを診て下さったのは院長の野村先生ではなく、女性の獣医さんでした。少し残念であると同時に野村先生に会ったら心臓破裂して死ぬかもしれないので少し安心。
ワクチンを打つ前に健康診断が必要との事で体重を量ったり採血したり。腕に注射を刺されてもジッとしているフランはフェレットの中でも大人しい子なのだそうだ。
診察の結果解った事は
・フランは6歳くらいのかなり高齢な個体である
・マーシャル社の証である入れ墨が入ってないのでパスバレー社のフェレットだと思われる
・肝臓がちょっと腫れてる
・歯槽膿漏
・腎臓がすげー悪い
との事だった。
ワクチンは健康体の時に打った方がよろしい為、今回は飲み薬と治療用のキャットフード(フェレットの餌はキャットフードで代用可能)を処方され、様子を見る事に。

帰りに病院のすぐ近くにあるフェレット専門店フェレットワールドへ寄り、爪切りと耳掃除をしてもらう。同店ではフェレットのベビーも売っており優良個体ばかりなので、その値段にたまげる。なまじフランがタダで手に入っただけに。
フランは高齢なのであと五年以内には別れの時が訪れるだろう。彼が旅立った後、おそらく私はこの新たなフェレットを求めるのは間違いない。それだけフェレットは魅力的なのだ。
その時までフランを精一杯可愛がってやろう。お互いに満足と納得のいく別れが出来るように。



2013年2月15日金曜日

か~え~る~の~き~も~ち~…トード!

イエアメガエルLitoria caerulea
ニューギニア・オセアニアに生息する大型のアマガエルの仲間。
ある程度の乾燥や高温にも強く、餌はピンセットで口の前に持っていけば何でも食べるため活き餌を用意しなくてもいいという、たいへん飼いやすいカエルです。私はカエルが飼いたいという初心者の方が居たらまずこいつを奨めますね。本種は樹上棲のツリーフロッグと呼ばれるタイプですが、地上棲ならベルツノガエル、水中棲ならアフリカツメガエルをオススメします。この三種がカエルの中で最も飼いやすい種類でしょう。
品種も写真のノーマルから、ブルータイプ、ブルーアイ等の種類があります。
カエルの例に漏れず、本種の雄もそこそこ大きい声で鳴きます。ウチで飼ってる奴らは何故か私がレッチリのAround The Worldのサビ部分を歌うと反応して鳴き出します。

 



お食事
あまりに可愛いので、ホイホイ買っていくウチに現在我が家には6匹。
飼いすぎですな。


2013年2月13日水曜日

デ↑グ↓ー


デグーOctodon degus 
齧歯類の一種で「アンデスの歌うネズミ」という二つ名やがあり、ペットショップでは「デグーマウス」という商品名で売られたりしてますが、日本にも生息しているハツカネズミやドブネズミとは全くの別種です。
私はツイッターやGoogle+でよくデグーの写真を投稿しているため、それらのSNSではデグーの人みたいに認識されてる節がありますねw
齧歯類の中ではトップクラスに知能が高く、よく慣れます。複数飼育でもケンカをすることが少なく、逆に単独飼育だと寂しがる傾向にあるみたいですね。お値段はノーマルタイプで5000~1万円ほど。
飼育に関しては
食性は完全な草食性で、餌はチモシー等の牧草と、数社から販売されている専用フードを毎日1回ないし2回与えて、水を齧歯類用のウォーターボトルで摂取させればOK。
暑さに弱いので夏は室温をエアコーンで28℃くらいに保ちましょう。我が家では両生類も飼っているため夏は常にエアコーンが稼働している状態でした。それで電気代は月1万円弱くらい。どうぶつ達の命に比べれば安いものです。
運動量を要求する生き物なので、大きめの回し車やそれを設置できる程の、なるべく高さのあるケージを用意しましょう。部屋の中に放して運動させる場合は、囓られて困るものを排除する、噛み付き防止スプレーをかける等の対策が必要です。私は彼らに電話線や結構高いイヤホンを囓られてダメにされてますorz



我が家のデグーくん達。全て雌で名前をマニ、ビオレ、ゼクスといいます。名前の由来は金(money)、暴力(viorence)、SEX。
「その為の、右手?」

一匹だけ色合いが違うのがビオレで、この子だけブルータイプという改良品種です。彼女だけ他の二匹の二倍の値段でした……
日本では人気が出始めてるとはいえ、まだ飼育書すら出版されていない生き物ですが、齧歯類を飼いたいという方にはオススメです。今後、流通量が増えればアルビノやロングヘア等の品種も作られていくかもしれませんね。



2013年2月12日火曜日

フランちゃん

ブログ更新サボりすぎですね。うん、ツイッターで満足しちゃうのが悪い。
さて、タイトルですが、妹様ではありません。睦家の新しい家族です。

フェレットのフランチェスカちゃん。
名前の由来はまぁアレです。ヨーロッパな名前にしたかったので。
(男の子だったらフィリップと付ける予定でしたが、ちんちんが無かったので女の子と判明)

さてこのフランちゃん、逃げ出したか捨てられたかなんかで保護されてたのを引き取ったので、何歳なのかも、どこのファームかも解りません。解るのはもうアダルトサイズでアルビノという事のみ。
※フェレットは主にアメリカで何社かの会社が繁殖と流通をしており、会社ブランドを通称「ファーム」と呼ぶ。性格や体型なんかもファームごとに差異が見られる

フェレットを飼うのは初めてなので、著者のファンと言うだけで買ったはいいが、サッと読んだだけだった野村潤一郎獣医師の「フェレット」という本を紐解く事に。…この本買ったの、高校生の時だから10年くらい前なんだよなぁ・・・
私はこれまでフェレットを触った事すらなく、パンク町田氏の本に書いてあった凶暴な生き物というイメージしか無かったのですが、フランちゃんは噛み付いたりしない生き物でした。ただ、とにかくアクティブに暴れ回る!猫くらいの質量で犬以上に動き回ります。


あとどのくらい生きるか解らないけど、よろしく、フラン。
・・・イタチ臭いから明日はお風呂に入れよう(提案)